30代-年収低迷期-

WEBデザインスクール(1)30歳で派遣社員と学生の両立。楽しい反面、不安が徐々に大きくなる。

僕は30歳でアパレル企業を退職し、その足でWEBスクールの入学手続きをし無事WEBデザイナーとしての第一歩を30歳で踏み出しました。

また、WEBデザインのスクールは夜10時まで開校している事、その間も生活費を稼がないといけない事もあり、昼間は某有名企業の派遣社員としてモバイルサイトの運用の仕事を始めました。当然何もわからない状態でした。

アパレル業の店長をしている時は常に売り上げや数字に追われている感覚で心底休まった時がなかった訳ですが、この学校似通っている期間は楽しくでしょうがなかったんです。

日々技術を覚えていく楽しさが最高に楽しい

昼は派遣社員でモバイルサイトの事を勉強しながら、夜は毎日のように埼玉県の大宮、ソニックシティービルにあったWEBスクールに通っていました。

派遣社員で働いていたモバイルサイト運用の仕事について

まず、本当にびっくりしたのが、オフィスワークって仕事中にお菓子食べてジュース飲んで仕事をしてます。アパレル業の時では考えられなくて…。また、僕としてはまず座って仕事ができる事がこんなに楽なんだと、そんな事を日々考えながら仕事をしてました。

これもオフィスワークの文化の一部なのですが、人よにっては隣にいる人にもチャットで会話するんです、隣にいるから話しかければ良いのに?と何度思った事か。慣れると僕もそうなってしまったんですけどね。

仕事では得るものが多かったです。モバイルサイトってこうやって出来ているんだ、と言う事が間近でみれたし、全部が新鮮でした。当時はスマホがまだなかった時代で、PCサイトとモバイルサイトが完全に別れてました。レスポンシブなんて全然ない時代です。

僕は昼にもモバイルサイトの作り方の実践を学び、夜はPCサイトの技術ならう。その差分を考えながら働き、勉強してたので、知識の吸収は他の学生に比べて早かったと思います。

WEBスクールについて

WEBデザインの学校では「PHOTOSHOP」「イラストレーター」「HTML」「CSS」「JavaScript」を勉強してました。全てがオンデマンドで進んでいく形式で、分からない部分は在中している先生に聞くスタイルです。個人的には余計な事を考えず、ヘッドホンで授業を聞きながら黙々進めたのでよかったです。

ただ、これからWEBデザインの学校に行こうと考えている人にお伝えしますが、学校で習う事ははっきり言って実践には程遠いです。あくまで基礎中の基礎を習うと言うイメージです。

ですが、この基礎を知っていると知らないとではやっぱり実践に入れるスピードも全然違います。僕はWEBの学校に行った事は今でも間違ってないと思っています。

色々な学校が今ってありますが、種類ではなく何をするか?をよく見て選んで下さい。僕の学校では最後の課題がWEBサイト制作でした。そのサイトを今度は転職活動で使います。多分どの学校でも同じだと思います。

不安は必ず給料日にやってきた

なんで給料日かと言うと、給料がアパレル時代に比べて凄く下がったからです。時給1200円で残業はあまりありません。ざっと計算すると21万円が支給額でそこから保険やらなんやら引かれます。さらには派遣社員って交通費ないですよね。(今はどうなのかしりませんが)

交通費で月2万かかってました。そんな状態です。アパレル最後の時は手取りで28万はもらっていたので、10万円近く給料が下がってます。

そんな時によく考えたんです。「俺、ずっとこのままだったらどうしよう」と。

でもその不安を原動力に1年頑張りましたね。起きている9割はパソコンの前で仕事か勉強していました。この時初めて、勉強する楽しさを知り、実は後々これが大きく生きてきます。

正社員にならないか?の誘い

この派遣先の企業、本当にいい会社でした。僕が在籍中に社名が変わり、今では東証一部上場企業となっています。1年が過ぎ、そろそろ退職かな?と思った矢先、喫煙室で上長から「山根くん、うちでずっとやらない?」と正社員のお誘いを受けました。

(これは嬉しかったな)

なんでかと言うと、これからIT業界に入っていくんですよ、僕。業界の右も左も分からない僕にその誘いをくれるのは嬉しいし、結構やっていけるかも?と自信もつきます。

正社員を断り、後々凄く後悔する

実は僕はこの時やりたい事があったんです。それがWEB業界で音楽に携わる事なんです。バンドをやる為に東京に出てきた僕は、無念のうちにバンドを諦めアパレル業界で働いてました。

音楽自体諦めていたのですが、インターネットと言うものが出てきて、再度希望を持つ事ができたんです。また、先ほども書きましたが当時スマホがなくPCサイトが花形でした。もっとスキルを磨いてWEB制作の前線に立ちたいと言う気持ちが強かったんです。

僕に先見の明があれば間違いなくこの企業で正社員になったでしょう。でも見事に先を見る才能が無く退社しました。

人生で一番辛かった30代の下積み時代へ

ここからが僕の人生で今の所一番きつかった年代です。とくに30代頭〜37歳位までは年収が400万程度だっと思います。アパレル業を退職する時が年収410万だったので、僕は10年かん年収が上がらなかったんです。

その詳しい話はこれからゆっくり書いて行きますね。

まとめ

人生の分岐点になった1年はこんな感じでした。この1年は本当に楽しかった。中間管理職の責任から逃れ、新しい業界への準備期間で希望が大きかったです。また、今まで自分に無いスキルがどんどん身についてました。46歳になって感じるのが、本当に人生って面白いって事。

代表取締役社長
株式会社トゥエルブ
株式会社トゥエルブの代表取締役の山根と申します。メイン事業はECコンサルティング企業です。弊社の事業の1つとしてメディア・ブログ事業を始めましたので、私の経歴を元ににした転職ブログを立ち上げました。生きた意見を執筆するをモットーにブログのライティングを頑張っております。皆様、宜しくお願いいたします。
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